「ダンスウィズミー」

ダンスウィズミー プレミアム・エディション (2枚組) [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
• 発売日: 2019/12/18
• メディア: Blu-ray

≪STORY≫
ミュージカルが嫌いなのに、突然音楽が聞こえるたびに歌い踊り出すカラダになってしまった静香！ところかまわず歌い踊るせいで、恋も仕事も失ってしまい…。
さらに、裏がありそうな５人のクセ者たちとの出会いと、度重なるトラブル勃発！彼女を待つ、ハチャメチャな運命とは？果たして、静香は無事に元のカラダに戻れるのか！？

和製ミュージカルと言うほどでもなく、
ほどよくユルいミュージカル。
更に感動を無理強いしない、
何かを訴えかけることも押しつけない。
安定の矢口史靖映画、
緩さが心地良い。
　
バリバリのミュージカル映画なら、
劇場が一番だと思うけれど、
これはそこまでを求めないほどよさ。
もともとミュージカルが好きじゃない私にちょうど良い。　

「スウィングカールズ」的感動をちょっと求めていたけど、
そこまでは行かなかったなぁ。
まぁこの程度もありか。

「海にかかる霧」

内容紹介
『殺人の追憶』のスタッフが仕掛ける、衝撃のサスペンス大作!
ポン・ジュノ製作×シム・ソンボ監督×パク・ユチョン映画デュー作!
あの日、海の上で起こったことは、誰にも話してはならない。
不況下にあえぐ漁村。今日もチョンジン号は、一発逆転の大漁を夢見て沖に出たが叶わない。
追い詰められた船長のチョルジュは、中国からの密航者を乗船させるという闇ルートの仕事を引き受けてしまう。
沖合で密航船と合流し、密航者たちをチョンジン号に乗り換えさせて陸へ運ぶ―簡単に見えた計画は、
海上警察の捜査や突然の天候悪化に阻まれ、思いもよらぬ事態に陥って行く。
海に霧がかかる時、大漁を夢見ていた船員たちの運命の歯車が狂い始める…。

ポン・ジュノ製作ってことで、
ちょっとユーモアを期待したけど一切なし。
極限状態に追い込まれた人間の、
エゴイズムと欲望がむき出しになり、
更に守りたいものがあると加速するという、
人間の業の深さと哀しさ全開の物語。

日本の戦争映画も同じだけど、
人間極限状態になるとこうなるんだなぁと。

そう考えると、
自粛警察やっている人たちも、
メンタル的には極限状態に近いわけで、
これが続くとこの国はしたから崩壊するかも。

あな、恐ろしや。

「EXIT」

EXIT [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: ギャガ
• 発売日: 2020/05/02
• メディア: Blu-ray

【ストーリー】
韓国のある都心部、突如原因不明の有毒ガスが蔓延しはじめる。道行く人たちが次々に倒れ、パニックに陥る街――。
そんな緊急事態になっているとも知らず、70歳になる母親の古希を祝う会場で、無職の青年ヨンナム(チョ・ジョンソク)は、
大学時代に想いを寄せていた山岳部の後輩ウィジュ(ユナ)との数年ぶりの再会に心を躍らせていた。
しかし、彼らにも上昇してくる有毒ガスの危険が迫っていた。出口は街の一番高い高層ビルよりも上!
絶体絶命の中、決死の緊急脱出がはじまる!

公開時に観に行きたかったけど行けなかった作品。　
ムービーウォッチメンで当たったので、
「それでは行ってみよう」と言うことで。

こういう閉塞感のある空気の時には、
結末は見えていても、
ハラハラドキドキしながら、
楽しんでみられるエンタテインメントは良い。
この作品も、
「絶対に主人公は死なないよね」という安心感のもと、
どこまでムチャをして、
どこまであり得ないバカをやってくれるか、
それを楽しんでみることが肝要。

そういう意味ではゾンビ映画よりも、
わかりやすい楽しさというか、
安心感がどっしりあるので精神衛生上はとても良いｗ。

そもそも設定が最大限活かされる2人、
ここからしてご都合主義なんだから、
もう割り切って楽しむしかないわけでして、
こういう愉しみ方ができるのもまた韓国エンタテインメントの良さ。
スゴイ深刻な話と対照的で、
変に意味合いを持たせないのも好きなところ。

と言うわけで、
最初から最後までダメ男だけど、
クライミングだけは一級品の男を楽しむ。
それも良い時間の過ごし方である。

「シグナル」

シグナル DVD-BOX1<シンプルBOXシリーズ>

• 出版社/メーカー: エスピーオー
• 発売日: 2018/04/13
• メディア: DVD

シグナル DVD-BOX2<シンプルBOXシリーズ>

• 出版社/メーカー: エスピーオー
• 発売日: 2018/04/13
• メディア: DVD

■STORY
警察のプロファイラーであるパク・へヨンは、ある日廃棄処分となっていた古い無線機を見つける。
すると、突然壊れているはずの無線機から声が聞こえてくる。声の主は刑事イ・ジェハンだった。
ジェハンは15年前にヘヨンの同級生が犠牲となった未解決事件の手がかりを伝え、無線機は切れる。
半信半疑なヘヨンだったが、ジェハンが残した言葉をもとに向かった場所で事件の重要な証拠を見つけ、
刑事チャ・スヒョンと共に謎を解き明かしていく。
これをきっかけにヘヨンとジェハンの無線機での交信が始まる。
交信していくうちに、ジェハンが現代ではなく過去の人間であることをヘヨンは知る。
一方、スヒョンは15年前に失踪した先輩刑事を捜し続けていた…。

友人からGyaOで無料公開されているから、
面白いから是非観て！と薦められたのがきっかけ。

第1話は謎めいていて、
独特のスリラーの様相を呈していて、
「はまるかなー？」と思ったのが、
見続けるうちにどんどんはまっていった。
過去と現在を行き来しつつ、
その媒介となる古い無線機の謎、
過去の情報を手がかりに、
現在の情報を与えることで、
現在と過去が交錯しながら変化する。

16話終わったときには、
「え？これで終わっちゃうの？さみしい！」とｗ。

最初はわけがわからないのだけど、
4～5話目くらいからめちゃくちゃはまり始めますわ。
そこからまたいろんな事件が絡んで、
人間関係も事件の関係も面白くなるので、
最初ははまらなくてもそこまでがんばれば、
ズッボリはまること必至。

実は韓国ドラマは久しぶり。
ドラマはどうしても長時間かかるし、
世間が楽しんでいる韓国の恋愛ドラマは今ひとつ、
なので素知らぬふりをしていたら、
こんな面白いドラマもあったかと。
個人的にはサスペンスが多くて、
男女のドロドロした感情がなかったのが○。

日本でもリメイクされたらしいので、
そのうち観てみよう。