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「ボーン・アイデンティティー」 [ストリーミング]


ボーン・アイデンティティー [Blu-ray]

ボーン・アイデンティティー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • 発売日: 2012/04/13
  • メディア: Blu-ray


内容(「Oricon」データベースより)
記憶喪失の男が、海で漁船の乗組員たちに救われる。身元も経歴もなにもわからない男は、なぜ多くの人々に命を狙われるかを知ろうと、捜索に乗り出すのだった…。スリリングな新感覚スパイ・アクション作品。マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパーほか出演。

ジャンルとしては好きなのだが、
今まで喰わず嫌いだった理由はただ一つ、
マット・デイモンもの顔問題w。
彼の顔が余り好きじゃないからw。
今回WOWOWで一挙放送があったので、
「んじゃ、観てみようか」と。

いやぁ、喰わず嫌いはいかんw。
良くできたサスペンスだし、
アクションもリアリティがあってよろしい。
そして2002年製作と言うこともあって、
パリの街でのカーチェイスが最高に楽しい。
大好きな時代のフランス車が退去して登場。
オバさんはもうこれだけで興奮w。

で、かなり満足度高くクライマックスを迎えたとき、
なんとなくラストシーンに見覚えが。
「なんかの映画にも似たラストシーンがあったなぁ」と。
でもこの映画は初見だし思い出せない。
まさかラストだけ観ていたってことはないし。

まぁありがちなラストシーンなので、
そういうものかと納得しておこう。
本編は充分に今でも満足できるものだし。

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「コレクター」 [ストリーミング]


コレクター [DVD]

コレクター [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2016/07/02
  • メディア: DVD


【ストーリー】
蝶の収集を唯一の趣味とする内気な銀行員フレディ。
彼はある日大金を手にしたことから、一軒家を買い取り、若く美しい女子大生ミランダを誘拐、蝶を収集するかの如く監禁するという、恐ろしい計画を実行し始めた。
ミランダは4週間の期限付きで、僅かな自由しか与えられない囚われの身となる。彼女に異常な愛情を注ぐフレディと、何度も逃亡を試みるミランダ。
約束の期限が過ぎた時、彼はミランダに結婚を申し込み彼女もそれを承諾するのだが・・・。

何十年かぶりに観た。
で、つくづく思ったのが、
これはやっぱり男の究極の夢。
自分が好きな女性を監禁して、
自分を受け入れてくれるまで待って、
自分の愛情さえ満足知ればそれで良し。
一見女性の自主的な感情があるように見えて、
恐怖による支配であることに気付いていない。
そして失敗したら、
今度は自分を尊敬するような、
調教しやすそうな女に狙いを定める。

この映画が「死ぬほど好き」という男がいて、
それをペロッと言える神経も疑ったけれど、
その後の会話から、
「何も知らない女を調教する、仕込む」ことを夢見ている、
そのことが本人も気付かない願望であることを見抜いた。

現実にやはりいるのだ。
世界でも監禁事件はあるけれど、
多くは暴力的な性的支配であり、
こういう精神性の支配は少ない。
しかし女性にとっては精神性の支配の方が屈辱だ。
それに気付かない男は最低。

面白い映画ではあるけれど、
この映画に自分の理想を見出して、
やってみたいと思っている男は、
自分の世界から除外した方が良い。

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「ロシアンスナイパー」 [ストリーミング]


ロシアン・スナイパー [DVD]

ロシアン・スナイパー [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2015/12/02
  • メディア: DVD


内容(「Oricon」データベースより)
1941年、ナチスドイツによるソ連侵攻が始まった。まだ大学生だったリュドミラは、非凡な射撃の才能を買われ、戦場に身を投じる。狙撃兵として次々と標的を仕留めるリュドミラは、やがて敵からは“死の女”と恐れられ、軍上層部には英雄として讃えられ、戦意高揚の道具として利用されてゆく。戦場で芽生えた恋、愛する人の死、そして新たな出逢い。その間も戦況は悪化し、10カ月におよぶ壮絶な攻防戦が開始された。

スナイパーとして309人を狙撃した女性、
彼女の人生はなんだったのか。
「私は人を殺したのではありません。 
 ファシストを殺したのです。」
この言葉が語るとおり、
彼女は戦争に自ら参加し、
自ら狙撃兵を志願し、
自ら最前線でドイツ兵を殺すことを選んだ。
その生活の中で出会い愛し失い、
それでも国はすでに英雄、象徴となった彼女を手放さず、
彼女の人生はもはや自らコントロール不能になる。
戦時下でソビエトとアメリカに交流があったことは知らなかったが、
彼女はルーズベルト夫人との交流で、
束の間女性である時間を取り戻し、
そしてまたソビエト兵に戻る。
プロパガンダの道具として利用されながら、
彼女は自分の意志も言葉も隠さなかった。

たった25歳の女性が経験した月日と戦争とは?

今までずっと戦争映画は嫌いだと思っていた。
戦闘シーンは今でも好きではないが、
人間がしっかりと描かれている戦争映画は別格である。
この映画もさほどの期待をしていなかったが、
実に見応えがあって素晴らしい。
ソビエト映画と言うだけでマイナーだが、
敬遠して観ないと損をする。


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