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カンニング竹山単独ライブ「放送禁止2024」 [舞台]

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例によって行ってまいりました。
TVやラジオでは聴けない本音。 
絶対にこの場所以外では口外できない本当の想い。 
竹山さんが取り繕わずに自分をさらけ出す、
その場所だからこその価値がある。
コメンテーターが本音を言っていない、
適当に合わせていることも多いということ、
それがよくわかるから。

まぁ前半の前回ライブからの出来事。
そりゃもう無責任に笑える。
多少の毒はあっても愛にあふれているし、
好きだから取り上げる。
今回は奇跡のような出来事もあって、
「やっぱり持っている人は持っているなぁ」と。

後半、メイン。 
ある一人の男。 
ちなみに私、
この方のTwitterの内容嫌いですw。 
なぜかフォローされていますが。

この程度は書いてもいいかな。
でもここまでだな。

今回は過去の放送禁止での経験体験の蓄積、
これがフルに活かされていて、
いろいろと考えさせられました。
今までの放送禁止とはちょっと違って、
帰りに気分は面白かったけどちょっともやもやしました。

でもこれが放送禁止。
だから来年も行きますよ。
今回サンシャイン劇場が予想以上に駅から遠くて、
いままで歩いて行ったことがなかったから、
人ごみを歩いて予想以上に疲れたけれどw。


ちょっと都心からは離れるけど、
今までで一番好きだったのは天王洲アイルだな。 


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「カンニング竹山単独ライブ 放送禁止2022」 [舞台]

毎年のお約束。
去年は1日限りの快哉だったため、
どうしても都合が合わずにオンライン配信で。

今年は2019年の年末以来。 
 
と言っても、
共犯関係にあるため、
ライブの内容は一切漏らすことはできない。
それがどんなものなのかは、
興味のある人は来年のライブに足を運ぶしかない。

と言うわけで見せられるものだけで。

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eチケットと言うヤツです。
半券が残らないのは寂しい。

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いつも通りのシンプルな舞台セットと、
傷だらけのフライヤー。

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いつでも義理堅いあさこさん。

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芸人さんから信頼も篤く。

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赤江さんから個人名で。

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番組からはまた別に。

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メイプル超合金は、
いつでも誰の時も必ず赤と紫。

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サンミュージックの後輩と言うことでw。 
 
いやいや、 
今年も最高でした。
特におさむさんの構成がスゴかった。
笑って笑ってジーンとして、
そして最後には泣かされる。

いろいろ思うところもあるけれど、
やっぱりこの人の本質は優しさだと思う。

年の瀬にこのライブ。
本当に今年は惜しい人たちを若くして見送った。
そんな思いがずっと過り続けた帰り道。

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「オールド」 [舞台]


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【ストーリー】
休暇で人里離れた美しいビーチを訪れた複数の家族。
楽しいひと時を過ごしていた矢先、ひとりの母親が突然姿を消した息子を探している??
母親が息子の姿に気付かないのも無理はなかった。なんと6歳だった息子は、
少し目を離した隙に少年から青年へと急成長を遂げていたのだ。
一体このビーチで何が起こっているのか?

公開時にちょっと観たかった。
シャマランの映画に珍しく原作あり。
それはどうなのよってことで。

いや、種明かしが冷めたわ。
そしておよそ急展開のハッピーエンド。
八方ハッピーかと言えばそうでもないけど。
個人的な好みとしては、
エピローグが余計だったと思う。

意外と怖くないし、
意外とシャマラン風味が薄めなのは、
原作ありきだからなのか。
でもスリラー、ホラー、サスペンスとしては、
まぁそれなりの出来ではあるし、
一応それなりの面白さもあるし、
一応及第点ではあるのだけれど。
ただシャマラン印としてはなぁ。

面白いけど平均点。
とにかく謎の解明からエピローグ。
ここで一気に冷める。


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「清水ミチコ TALK&LIVE2021」 [舞台]

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最後にライブに行ったのが、
2019年12月27日。
その次が2020年3月の中野サンプラザ、
「放送禁止2020」の予定だった。

ご多分に漏れずコロナ禍。
去年の2月から都内に足も踏み入れていない。
チケットを取っても中止になるかも知れないのと、
最近は配信ライブが増えてきたので、
家で特等席で観られる楽さになれてしまい、
最近は家でライブが当たり前に成っていた。
しかし6月のある日、
会社帰りに目にした駅構内のポスター。
「清水のみっちゃんが藤沢に来る!」
家に帰って即刻チケットを取ってしまった。

みっちゃん初体験。
オープニングのVTRからかましてくれる。
もう一気に会場の空気が温まって盛り上がる。
みっちゃん登場。
第一部は時事ネタを含む、
かなりきっついネタ満載w。
もう会場中が笑う笑う。
幕間はVTR「徹子の部屋」。
第二部はみっちゃんの音楽面を強調したネタ。
レベルの高いネタが多くて、
それでいて笑えて良い感じで盛り上がる。

いやー、
やっぱりライブの雰囲気は良いねぇ。
生の空気は最高だね。
観客側も大きな声も出せないし、
いろんな制約はあるんだけど、
それでもやっぱり本当のライブは良かった。 
 
すっかり家での配信ライブになれちゃったので、
生の劇場の雰囲気を忘れていた。
状況は厳しいけれど、
また少しずつライブに出かけようかな。

上演前にレストランで美味しいサバサンドとコーヒー。
最高のライブ。
上々の気分で帰りの車を運転できた。


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「セールスマンの死」 [舞台]



主演風間杜夫、演出長塚圭史とあっては、
さすがに今こそ観ておこうと、
千秋楽のチケットが手に入ったので。

自分の仕事人生の終わりが見えてきて、
ローマンのように家族もなく、
老後を充分に過ごせる資産もなく、
ものすごく不安な日々を過ごしているこの頃、
「せめて家族でもいれば」と思ったこともあるけれど、
その思いすら打ち砕かれる3時間。

「誰が」「何を」「どうして」夢を間違えたのか?

物語の舞台である1950年代、
戦争が終わって世界の経済が伸びているとき、
「セールス」は夢のある仕事だったのかもしれない。
自分自身店頭で衣類を売ってみたり、
或いは金融という世界の営業をやってみたり、
その仕事の達成感や楽しさはわかっている。
でもそこから一歩退いたとき、
或いは年齢を重ねて仕事がつらくなってきたとき、
果たしてそこに自分の居場所はあるのか。
私自身もがいた。
別の職種につくために努力もした。
大会社から中小企業まで経験した。
その結果がどうだ。
一部の職種では労働力が足りなくて外国人を雇い入れようとするが、
一部の職種では人間が不要になっている。
昔は就職して定年まで勤めあげることが生き方の主流だった。
しかしそれは崩れ去った。
大会社であってもリストラは容赦なく断行され、
一つのキャリアを全うすることすら難しくなった。
ドラスティックに世の中の価値観が変わった。

ローマンは私自身だ。
家のローンこそないが、
家電品は壊れる、
クルマはぶつける、
自分の感情を制御できない、
まるで自分を観ているかのようだった。
妻はローマンを理解しているかのようでもあるが、
それでも現実の厳しさをローマンに告げている。
息子たちはローマンの理想とは程遠く、
30歳を過ぎて稼ぐこともできない長男、
女と遊ぶことばかり考えている次男、
結果的には現実を背負っているのはローマンだけ。
そのローマンはセールスマンとしての盛りを超え、
基本給なしの歩合給のみ。
ますます妻リンダは支払いに窮して、
責めるわけではないが現実を夫に訴える。
そしてやがてやってくる決定的な出来事。

若いころに観たならば、
「こうなってはいけない」と思えただろう。
けれど今となってはただただ心に重くのしかかる。
「お前自信がローマンだ。 
 ローマンのようにお前の葬式には誰も来ないだろう。 
 お前が生きた痕跡など何も残らないだろう。」
私自身何をどこで間違えたのか。
子供のころからなりたいものなどなかった。
中学に入ったころから介護に追われ、
20歳で母親が亡くなったころには、
「家族や他人のせいで人生がどう転がるかわからない。 
 だから理想とか夢を持つことはしない。」
その果てが今である。
ローマンの描いた夢が虚空をつかんでいたのと変わらない。

それでもまだ死ねない。
父親が存命中は死ねない。
ならば今から間に合う道を模索するしかない。

書かれた時代は古いし、
70年近くも前の戯曲ではあるが、
全くもって現代と変わらない現実がある。
その内容を平易なセリフで回して、
舞台セットも奥が深くて、
演出の長塚圭史さんも素晴らしかった。
時は流れても人の心は変わらない。
いつの時代でも仕事も金も家族も変わらない問題を抱えている。
3時間の長丁場が全く苦痛ではなかった。

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「市が尾の坂ー伝説の虹の三兄弟」 [舞台]



田園都市開発の時代。
市が尾の坂に住む三兄弟と、
近所に引っ越してきた画家の人妻と家政婦。
26年前の初演時の配役は、
長男竹中直人、次男田口トモロヲ、三男温水洋一、
人妻荻野目慶子、家政婦片桐はいり。
今からでも観られるものなら、
この配役でも観てみたい。
今回の大森南朋、三浦貴大、森優作、麻生久美子、池津祥子とはまた違う、
市が尾の風景があっただろう。

ともあれ、この舞台。
一番の目的は南朋さんを観られることと、
岩松了の演出だったのだけど、
最近TVや映画で重い役が多かった南朋さんの、
明るい狂言回しのような長男が、
意外すぎるほどはまっていて、
実に楽しませてもらえた。
一番普通の次男は次男で、
空気を読むが故に一人苦闘。
末っ子は末っ子特有の自己主張。
それを我知らず引っかき回す人妻。
そしてある意味確信犯的に引っかき回す家政婦。
時折流れる気まずい空気。

この舞台の見所は、
この「気まずい空気」が流れる時間だと思った。
長男がおどければおどけるほど三男はへそを曲げ、
次男は空気を戻そうと普通に振る舞う。
なさぬ仲の子供との関係に悩む人妻は、
悪気もなく空気をかき乱す。
更に家政婦がその空気を澱ませる。

基本的な笑えるのだが、
その合間に流れる微妙な空気と間に、
観客が緊張するのがよくわかる。

そもそもコントライブにばかり行っているので、
こうした舞台をちゃんと観るのははじめて。
正確にはラジカルの流れを汲まない舞台だが。
終演後がああいうものだと言うことも知らなかった。
もっとも余韻という意味では、
あれがあるべき姿なのかも知れないが。

30年以上も前、
私もまた田園都市線を利用していた。
懐かしい地名がどんどん出てきて、
自分も一瞬タイムスリップ。
微妙に時代を超えたこの舞台。
その微妙さが妙に心に染みいった。

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「muro式.10」 [舞台]

muro式.10

初のmuro式にして最後のmuro式。
10回で一区切りつけて、
また新しいことを始めようという決意のライブ。

まだ公演があるので、
あまり詳しいことはかけないけれど、
とにかく大爆笑できること請け合い。
そして涙を流すことも。
よみうりランドというとんでもないところで、
なんでやるんだろうと思ったけれど、
東京公演はその立地を生かした演出。
また夜公演と昼公演では一部演出が違うので、
時間があってチケットがあれば、
両方見たほうが良いんだろうなと。

独特の演技が映画やドラマでは多いけれど、
それがこの人の持ち味。
あくが強いと感じか、
個性と感じるかは観客次第。
というか、
この人普段からそういう人みたいだし。
でもいい役者であることは確か。
きたろうさんって、
そういう意味では見る目があって、
事務所に連れてくる人はたいてい当たっている。
今は「なにをやってもムロツヨシ」的な役柄も多いけど、
まだまだ引き出しはたくさんありそうだし、
なにより自分でライブを作れる役者はそう多くない。
Ash&Dの稼ぎ頭としてこれからも愉しみ。

余談として。
終演後ロビーに出たら整理に大竹マネがいて、
思わず「あ、涼太」って友達みたいに口に出ちゃいましたw。
そりゃいても不思議じゃないんだけどw。

こういう役者、
これからも絶対に必要だし、
これからも新しいことをやってくれるだろうから、
次の展開に期待。

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「メルシー!おもてなし」 [舞台]

メルシー!おもてなし

「志の輔らくご in PARCO」が生み出した落語4演目を舞台化。中井貴一、勝村政信、音尾琢真、YOUらが絶妙のコンビネーションであのほっこりワールドを立体化。
4演目を一つの脚本に組み上げたのは、演出も担当する劇作家、演出家のG2。彼の「志の輔さんの作品を舞台化したい」という一声で実現したという今作。主演はパルコ劇場には何度も立っている中井貴一。商店街の会長役を存在感たっぷりに演じ、観客を物語へ引き込む。周りを固めるのは、勝村政信、音尾琢真、YOU、阿南健治、明星真由美、サヘル・ローズといった強力かつ個性的メンバー。舞台となる商店街で巻き起こる一大騒動を、ハイテンション&フルスピードで感動の(?)ラストへと導く。
志の輔が、「落語ファンにはひと味違った演劇の面白さを、演劇ファンには落語への興味を感じてもらえたらハッピー」と語る今作。彼がたったひとりで成し遂げたものが、12人の俳優と大人数のスタッフにより新しく生まれ変わった演劇版「志の輔らくご」をじっくりお楽しみください。

見事だなぁと思ったのは、
落語をベースにしているからなのか、
演者が普通の舞台よりも余計にアドリブや、
動きを楽しみながらやっていること。
落語という一人語りの芸を、
芝居にして厚みを持たせることで、
人間関係も心持ちも厚みが出てくる。
最後にはホロリとくるのは、
この芝居ならでは。

「歓喜の歌」もそうだったけど、
志の輔の落語には日本の心があるんだなぁ。
だからこそ膨らませて芝居にも映画にもなる。
どちらにも挙通するのは、
「仕方ないだろう」という気持ちから、
「せめてできることをやろう」という気持ちへ変わること。
そこに良き日本人の心が詰まっている。

落語が乗ってくると噺家が変貌するように、
芝居も乗ってくると役者が変わる。

志の輔らくごが演劇として成立するのには、
やはりそれなりのわけがある。
落語では笑えるオチが、
演劇では泣ける。
気持ちの良い舞台だった。

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