SSブログ

東京03 10周年記念 悪ふざけ公演「タチの悪い流れ」 [DVD&Blu-ray]


東京03 10周年記念 悪ふざけ公演「タチの悪い流れ」

東京03 10周年記念 悪ふざけ公演「タチの悪い流れ」

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2014/03/26
  • メディア: Prime Video




東京03 10周年記念 悪ふざけ公演「タチの悪い流れ」 [DVD]

東京03 10周年記念 悪ふざけ公演「タチの悪い流れ」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2014/03/26
  • メディア: DVD


日本一のコントトリオ東京03と豪華出演者、笑いと音楽が一体となった10周年記念にふさわしい大傑作DVD2枚組!
2013年9月、赤坂草月ホールにて行なわれたスペシャル公演「タチの悪い流れ」がDVD化。
東京03を中心に、おぎやはぎ、浜野謙太、GENTLE FOREST JAZZ BAND、そしてアンタッチャブル山崎が出演した公演を完全収録!
さらに特典Discには、アンタッチャブル山崎が演じた役を日替わりスペシャルゲストとして劇団ひとり、バナナマンがそれぞれ演じたシーンを収録。
東京03単独公演とはひと味ちがった、3階建ての豪華なセットとプロジェクションマッピング、ジャズバンドの生演奏をバックに繰り広げられる新次元のエンターテイメントショー!

本編に収録されている日替わりゲストはザキヤマ。
またザキヤマが天丼に次ぐ天丼で、
とんでもなく笑わせてくれて場をさらう。
特典映像で見る限り、
バナナマンはバナナマンらしさで面白い。

それにしても。
こうした舞台を観て初めて発見したのだが、
おぎやはぎは圧倒的に矢作のトーク能力と機転がすごい。
小木はおかしいのだが、
それは彼の持ったキャラクターであって、
言葉で笑わせると言うよりは、
彼が作ってなりきったキャラクターだ。
その点矢作は回しができる。
それは小木を引き立てるためでもあるのだけど、
こんな舞台でもちゃんと演技をして回している。
そしてこの舞台が、
「FROLIC A HOLIC」に続くのだなとわかった。

コントよりも長丁場の芝居が中心なので、
それぞれが持つ正確がずっと続く。
それがすごく新鮮。
なんかこの設定が3人の基礎設定に、
このあとずっとなって行くような感じ。

持ち味と芸は全然違うのに、
賭け合わさると新しい展開と持ち味になって、
それがまた日替わりゲストで膨らむ。
このやり方をこれで一つの型に作り上げたのは、
実に見事だし、
これって人力舎の芸人同士の関係の良さ、
これがなかなかに充実した舞台への秘訣。

いやいや、また笑った笑った。

コメント(0) 

「ザ・フォック」4Kレストア版 [ザ・シネマHD]




『ザ・フォッグ』4Kレストア版[Blu-ray]

『ザ・フォッグ』4Kレストア版[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2022/07/06
  • メディア: Blu-ray


●ストーリー
港町アントニオ・ベイの誕生100年祭を迎える午前零時、灯台に拠点を置くラジオ局のスティービーが町の誕生日を告げた。それと同時に町は濃い霧に包まれ、続々と怪奇現象が起こる。100年前の怨みを晴らすために霧と共に現れた亡霊たちは、次々と住民を惨殺していく……。

昔確実に見て、
それはもう恐ろしくて恐ろしくて、
なんという映画を撮る監督だろうと、
恐れおののいた記憶がある、
VHSで見たのか、
劇場で観たのか、
その記憶も曖昧なのだが、
なんとなくだけれど三番館辺りの、
ホラー3本立てだったような記憶がある。

映像は4Kレストアで鮮明になっても、
どうしても音声はクリアにならない。
こればかりは仕方がないのだが、
やはり昔のフィルム上映館で、
場末の3番館であっても、
その迫力と恐怖感は圧倒的だったと思う。
今家で観ると、
むしろ鮮明に見えない恐ろしさと、
劇場での音声の凄さは比較にならないと思う。
迫り来る霧と幽霊たちの恐怖は、
昔の方が強烈だった。



それにしても、
これって八つ墓村なんだよな。 


コメント(0) 

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」 [Amazon Prime Video]




聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア [Blu-ray]

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2018/09/04
  • メディア: Blu-ray


身勝手な主人公のセリフ、神の目のように上部から俯瞰し捉えられる構図、心理的圧迫感や苦悩を深めるクラシック音楽の配置など、独特の間と編集でつくられた ランティモスの個性が炸裂した作品!
コリン・ファレル×ニコール・キッドマン:オスカー俳優の豪華共演による、あなたの常識を覆す新感覚スリラーが日本に上陸! !
<第70回カンヌ国際映画祭 脚本賞受賞>
ストーリー
心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な二人の子供に恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。スティーブンには、もう一人、気にかけている少年がいた。その少年を家に招き入れたときから、家族のなかに奇妙なことが起こり始める。子供たちは突然歩けなくなり、這って移動しなければならなくなる。そしてスティーブンはついに容赦ない究極の選択を迫られる…。

「哀れなるものたち」の勢いを駆って、
前から観なくちゃと思っていたものを一気に。

A24のホラー、スリラーってとにかく薄気味悪い。
理由はわからない状態で、
理不尽なことに悩まされて、
多分それは内面の問題なのだろうけれど、
安易にことを片付けようとしようとして、
実はどんどん面倒に絡め取られていく因果。

ヨルゴス・ランティモスという人も、
そもそも理不尽な世界を描く人だけど、
本作はものすごい理不尽の塊。
バリー・キオガンが出てきた瞬間、
その理不尽が我慢に満ち満ちて、
理路整然と知的な雰囲気に満ちた、
主人公の家庭に少しずつ穴を穿つ。
あの青い瞳で冷徹に観察し、
少しずつ少しずつ本性を現していく。

主人公の息子、
目を見た瞬間に「あれ?この子知っている」と思ったら、
「ミッド90s」の子だった。
選ばれた子。
逆に選ばれなかった子。
その残酷さがエグすぎる。

古い作品だし、
もう奇妙な迷作として名高いから、
A24好きなら見るしかない歳か言えないけれど、
どうせ見るなら、
エメラルド・フェネル監督の「ソルトバーン」と一緒に観ると良いよ。

あの少年がこういう風に育ったとなったら、
なんとなく納得できるよ。
その後あの両親の元に養子に行ったとか。

コメント(0)