「エクスペンダブルズ ニューブラッド」

【STORY】
自らを“消耗品”と名乗る最強無敵の傭兵軍団＜エクスペンダブルズ＞を率いるバーニー・ロス（シルベスター・スタローン）は、
CIAから下された新たなミッションに挑むため、かつての相棒であるリー・クリスマス（ジェイソン・ステイサム）の元を訪ねる。
バーニーとともに再び組むことを決意したリーがアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間だけではなく、新たなメンバーが顔を揃えていた。
新戦力を迎え【ニューブラッド】として生まれ変わったエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、
テロリストが所有する核兵器を奪還すること——もし、失敗すれば第三次世界大戦が勃発しかねない危険なミッションに挑む彼らだったが、
敵の卑劣な策の前にミッションは失敗に終わり、大きな代償を払うことに…。
失われた仲間の意思を継ぎ、そして仇を討つために再びエクスペンダブルズが立ち上がる——！


これが原題。
「ジョン・ウィック」も「Chapter4」だったのに。
「4」ってやっぱり日本じゃ嫌われるのかな。

バーニーとクリスマスのコンビが復活。
待ってましたの4作目。
80年代のスターが好きな人間にはたまらない。
その上に新しいスターも出てくる。
今回注目は3でバンデラスが演じたガルゴの息子役、
ジェイコブ・スキピオ演じるガラン。
父親譲りのおしゃべりなんだが、
その内容がお下劣でどうしようもないｗ。
これが案外エクスペンダブルズにはなかった要素で、
これこそがニューブラッドｗ。
女性二人はミーガン・フォックスはたいしたことはないが、
もう一人の銀髪ボブのラッシュ、
彼女はなかなかに存在感が強烈でこれからが楽しみ。
ミーガン・フォックスの作り物然とした全身は冷める。
メンバーに女性が入ったのは世の趨勢か。
でも使い捨てであんな若い美女はありか？


この映画に難しい内容を求めてもいないし、
使い捨て軍団のあり得ない戦いぶり、
これこそが白眉なのであって、
あとは男の友情、
いや友達以上の兄弟分の愛情、
それを楽しむのが定石で最高の要素。
良いんですよ、
バーニーとクリスマスがイチャイチャしているのを見るだけで。

個人的にはスライとジェイソン・ステイサム、
それに加えて今回はアンディ・ガルシアと、
もう夢のような顔合わせな訳で、
すんげー楽しませてもらった。

いいじゃん。小難しいことは抜きで、
ただひたすら笑ってドキドキして楽しむのも。