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「お笑いタイフーンDVD 東京03 夏下手男」 [DVD&Blu-ray]


お笑いタイフーンDVD 東京03 夏下手男

お笑いタイフーンDVD 東京03 夏下手男

  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2006/10/25
  • メディア: DVD


独特の雰囲気を持つ豊本明長とハイテンションな角田晃広のふたりのボケと、ツッコミ担当の飯塚悟志で構成されるお笑いトリオ・東京03。彼らが7月に行った単独ライブ「夏下手男」で披露したコントに加え、特典としてオリジナル企画も収録する。

彼らの単独ライブの、
メディアで販売されていた最初のDVD。
廃盤らしいので新品は入手不能。
これだけ版元が違うので、
どうやら配信にものっていないようす。

サラリーマンコントはともかく、
カジュアルウェアのコントになると、
毎回流行を思い出すw。
「ああ、流行ったなぁ」と。
今見ると懐かしさでいっぱいになるw。

ネタは確かに若いんだけど、
狭い舞台を狭いなりに使って、
彼らのコントの基本は同じ。
ただ若い分だけ、
身体を使ったコントも多い。
そしてこの時期の笑いには嫌みもないけど、
大きなひねりとかもない。

今考えると「機微」のあたり、
コントも最後の一言が多かったり、
「あ、今の最後の一言が余計、突っ込みいらない」
という瞬間が多くて、
思えばあの頃が一番迷いがあったのかなぁなんて。 

その意味で子のDVDのコントは素直。
分かりやすくて単純に笑えて、
変な含みとかひねりがないからむしろ好印象。

若いは若いなりの素直さ。
ひねったからって良いものとは限らないなぁと思う。

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第8回東京03 単独ライブ 「機微」 [DVD&Blu-ray]


第8回東京03 単独ライブ 「機微」

第8回東京03 単独ライブ 「機微」

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2013/05/15
  • メディア: Prime Video




第8回東京03 単独ライブ「機微」 [DVD]

第8回東京03 単独ライブ「機微」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2011/01/06
  • メディア: DVD



たまにはそう言うこともあるだろう。
この単独公演のネタは、
今の時代には完全にアウトなものが多い。
虐め、LGBTQ、下ネタ。
彼らには珍しいシチュエーションで、
珍しいネタが多い。
単純に笑えない。
今の時代には笑えないのだ。

これもまた過渡期なのか。

20年近くも前と思えば、
時代が確実に変わった事もわかる。
コントライブでそれを感じるのは、
そう言うこともある。
そういう風に感じさせてくれるのは、
ずっと続けているから。

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第6回東京03単独ライブ「無駄に哀愁のある背中」 [DVD&Blu-ray]


第6回東京03単独ライブ 無駄に哀愁のある背中

第6回東京03単独ライブ 無駄に哀愁のある背中

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: Prime Video




第6回東京03単独ライブ「無駄に哀愁のある背中」 [DVD]

第6回東京03単独ライブ「無駄に哀愁のある背中」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/05/21
  • メディア: DVD


2007年11月に行われた第6回東京03単独ライブ「無駄に哀愁のある背中」(草月ホール)を完全収録しています。
★収録ネタ: 企画会議/メシの誘い/陰口/大丈夫です/みみっちい/ビニール傘/秋祭り
●特典:特典映像「歌い屋角ちゃんの歌で覚える東京観光スポット情報」。

この時期、
豊本っちゃんが攻撃的w。
今のとぼけた感じと違って、
積極的に攻撃的で言葉がキツイw。
角ちゃんも今よりとんがっているし。
これが20年経つと円熟の域に達して、
角ちゃんも豊本っちゃんも、
ああいう風になるのかと思うとすごいなぁと。

年代をランダムに見ていると、
その時の流行とかあるんだけど、
東京03のコントにはそれがほぼない。
時代性に左右されない。

やっぱり何度観ても面白いって言うのは、
こう言う笑いの普遍性なんだな。
軽薄に時代や流行を取り扱わない、
その笑いが王道なんだな。

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第5回東京03単独ライブ「傘買って雨上がる」 [DVD&Blu-ray]


単独ライブVol.5 傘買って雨上がる

単独ライブVol.5 傘買って雨上がる

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2013/05/15
  • メディア: Prime Video




第5回東京03単独ライブ「傘買って雨上がる」 [DVD]

第5回東京03単独ライブ「傘買って雨上がる」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Contents League
  • 発売日: 2013/09/11
  • メディア: DVD


第4回お笑いホープ大賞を受賞した東京03が2007年4月に草月ホールにて行った単独ライブ“傘買って雨上がる”を収録。

若い。
本人たちも若いけど、
ネタも若い。
そして若いが故の下ネタもある。
ネタによっては途中で引いた。

20年近くも前となると、
さすがに今とはいろんな価値観も違って、
「はい、そのネタ今ならアウト」がいくつか。
「その台詞もアウト」って言うのも。

家で一人で見る分には良いけど、
誰かと一緒に見て、
迂闊に笑うとヤバい。

面白いんだけど時代を感じたなぁ。

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「あいつの声」 [Amazon Prime Video]




あいつの声(字幕版)

あいつの声(字幕版)

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2022/05/27
  • メディア: Prime Video


1990年代の韓国。テレビ番組でニュースキャスターを務めるハン・ギョンベ(ソル・ギョング)のひとり息子サンウが連れ去られる誘拐事件が発生する。慌てふためく両親もとにかかってくる誘拐犯からの脅迫電話。その内容は身代金として現金1億ウォンを要求するものだった。

随分前から「見なくちゃ」と思っていたのが、
配信が4日以内に終了するとのことで、
慌てて。

登場からソル・ギョングがでかい。
調べると「力道山」の後なので、
「なんだ、役が抜けないうちの出演か」と思っていた。
後は撮影の順番もあるのだろうが、
途中で見せる身体もごつい。
なのでそう言うことかと納得していたら。

そこはロバート・デ・ニーロもビックリのカメレオン俳優。
誘拐された息子は見つからず、
犯人に翻弄されるだけされて、
身代金は奪われるは、
警察にも妻にも不信感を抱くは、
まったく救われない物語の中、
ソル・ギョングがやつれていく。
最後にキャスターとして同じテーブルに座ったとき、
いつものソル・ギョングになっていて、
すっかりシャープでスッキリとしていた。
予めやつれていく父親を演じるつもりだったのか、
もともと力道山で作った身体を絞りながら、
それを利用したのか、
それはわからないが、
とにかく見事な暴騰とラストの変化だった。

尊大なキャスターが、
正義の鉄槌を振りかざした挙げ句、
自分が犯罪者にひれ伏すようになる。
翻弄され続けて、
身代金を用意して運んでは裏切られ、
けっきょく自分の子どもの命も守れない。
で、子どもの死体が見つかったら、
奥さんを労っているのかと思えば、
「もう一人・・・」って、
男って生きものはAがダメならBって、
よくぞ考えられるなと言う話。
いや、旦那だって充分傷心なんだけどね。

まぁいろんな意味でこの夫婦、
エリートだし金持ちだし、
間違っているところも多いし、
やり過ぎなこともあるし、
嫌味なところも沢山ある。
だからと言って子どもの命を奪われるのは違うし、
何より子ども自身には罪はない。

「殺人の追憶」と言い、
未解決事件ものの韓国映画は、
マジで精神的にイヤらしく責め立ててくる。
そこが嫌いじゃないんだけど、
大抵は攻められる側にも問題があったりして、
「そういう転換も致し方なし」と思える。
でもね。
営利誘拐は非道な行為だし、
何より何の罪もない子どもを殺す誘拐殺人、
これは人としての仁義に反する。
最後まで姿を現さない犯人をカン・ドンウォンが演じているんだけど、
よくこんな役を引き受けたなぁ。
ちらっと見るだけでわかるけど。

イヤな映画。
でもずっと残る。


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「トガニ 幼き瞳の告発」 [Amazon Prime Video]




トガニ 幼き瞳の告発(字幕版)

トガニ 幼き瞳の告発(字幕版)

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2023/11/08
  • メディア: Prime Video


ある地方の聴覚障害者学校に職を得た新任教師イノは、赴任初日から学校の雰囲気がどこかおかしいことに気づく。校長からは当然のごとく寄付金を要求され、生徒の一人は職員室で厳しい体罰を受けているが、教師は誰もが素知らぬ顔だ。

あと少しで配信終了、
かつ非常に評価が高いので、
久しぶりにシリアスな映画も良かろうと。

ジジィの双子って気色悪いw。
でも大竹さんも今はジジィの双子かw。 
この気色悪さが余計にすごく不気味さを煽る。
そしてコン・ユってこんな感じの役が多いなぁ。
善人で悪気はなくても煮え切らなくて、
家族に恵まれないというか、
家族が不遇というか。

それにしても、
毎度韓国の実話ベースの話には驚かされる。
こうした「嵐の山荘」敵な環境で起こる、
子どもの虐待事件というのは、
いつの時代もどこの国でもあるのだけれど、
ろうあの子どもを対象にするというのは、
余りにも卑怯だし余りにも残酷。

韓国ってあからさまな男性社会で、
家父長制で今も女の子は不幸な境遇なんだけど、
このストーリーでも、
コン・ユ演じる主人公の母親が強烈。
在日の話も含めて、
対外的に男性を建ててはいるけれど、
実は女性が強くて働き者で、
家庭と社会を底辺から支えている。

この物語は、
余りにも金の力と名誉の力で、
全く無力で餌食になった子供たちを苦しめる。
最後は金の力で示談に持ち込む加害者側。
裁判の過程は余りにも辛く苦しい。
見ているこっちまでも胸をかきむしりたくなる。
そして思わず子供たちに声援を送る。
「負けるな。大人の汚い力に屈するな。」
薄汚い幼児への性虐待を許すな!と。

日本でもいろいろあった。

主人公が見つめる、
裁判所に掲げられた「自由、平等、正義」の言葉が重い。
だけどそれを実行するには、
どこの国の司法も決して健全とは言えない。
常に権力に忖度し腐敗は続く。

そして弱きものの復讐は・・・。 
 
これは重い。
重すぎて余りに陰惨すぎる。
いつも物憂げで憂鬱そうなコン・ユの横顔が、
なお一層哀しみを誘う。
薄汚い金と権力で勝ち取った判決など、
何の意味があろうか。

今日本の自民党で起こっていることも、
サッサと論点をすり替えられて、
自分達の都合の良いように物語を書き換えている。
権力者は物語を書き換える。
底に弱者の声と証言はうち捨てられる。

この爽快感のなさが実話だ。

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第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」 [DVD&Blu-ray]


第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」

第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2017/02/27
  • メディア: Prime Video




第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」 [DVD]

第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2017/02/22
  • メディア: DVD



おまけが良い。
普段東京03がやらないコントに挑む。
で、よくわかった。
この3人のコントは日常が設定。
映画のような設定はほぼない。
3人の演技は確かなのだけど、
映画のような設定だと何かが違う。
特に角ちゃん。
「演技をしている」というのがわかりやすい。
普段一番俳優として見ているからだろうな。
そして3人にその設定が似合わないw。
歌ネタもなんか妙w。
盛り上がりがないというか、
それが角ちゃんらしいんだけど、
無邪気さがなくてひねているw。

いつもと違いすぎて、
戸惑ったけど笑えたw。 
 
本公演はもちろんだけど。

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第11回東京03単独公演 「正論、異論、口論。」 [DVD&Blu-ray]


第11回東京03単独公演 「正論、異論、口論。」

第11回東京03単独公演 「正論、異論、口論。」

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2013/05/15
  • メディア: Prime Video




第11回東京03単独公演 「正論、異論、口論。」 [DVD]

第11回東京03単独公演 「正論、異論、口論。」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2011/05/18
  • メディア: DVD


【収録内容】
…キャスト紹介 ピアノ曲「正論、異論、口論。」
融通
…オープニング曲「雷電口論」
お礼させて下さい
…フセイジツ 戯言の流出
そういう人
…第3回そういう人大会・大会要項
課長の趣味
…つくりかけのきりんくん
入居日
…ナットクデキナイアニメ
ゴンとのお別れ
…プロモーション 商品の告知
それぞれの災難
…エンディング曲「異口同音」

円熟を味わった後に見ると、
この頃の3人って思いっきり切れていて、
覆いっきりとんがっていると思う。
めちゃくちゃ格好いい。
けっこう前なんだけど、
それも関係なくて。

繋ぎのVTRの野外ロケ、
これが意外と時代を映していて、
レンタルDVD店舗が写っていて、
「あ、そうか、この10年くらいで淘汰されたのか」って。
これって伊集院さんが言う、
昔のVTRに写っている当時のCMが貴重、
そういう話で、
時代を超えたコントなんだけど、
やっぱりそこには時代があるって言うこと。

多分「若い」と言うこともあって、
体力勝負とか、
身体を張ったコントも多くて、
これは今はきっと無理だろうなぁと言う気もして、
これまたやっぱりそこには時代があるって言うこと。

それでも古びないからやっぱりすごい。


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第24回東京03単独公演「ヤな覚悟」 [DVD&Blu-ray]


第24回東京03単独公演「ヤな覚悟」

第24回東京03単独公演「ヤな覚悟」

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2023/05/10
  • メディア: Prime Video




第24回東京03単独公演「ヤな覚悟」 (Blu-ray)

第24回東京03単独公演「ヤな覚悟」 (Blu-ray)

  • 出版社/メーカー: SMM itaku(DVD)(SNDDP)
  • 発売日: 2023/05/10
  • メディア: Blu-ray



《収録内容》
<本編>
第24回東京03単独公演「ヤな覚悟」
「先輩の助言」「いつも通り」「ある疑惑」「顔合わせ」「許可」「最後の晩餐」「覚悟してください」
<特典映像>
「立花バドミントンクラブ」
「いつも通り another ver.」

「最後の晩餐」、
ウェイターの慇懃無礼さ、
最高w。 
あんなレストラン行ったことないけど、
インスタ映えとかでやたら撮影する客に、
逆に圧をかける「撮ってください」モーションw。
撮る気がない客は困るしw。
ましてあのシチュエーション、
ウェイターだけがいろいろが日常だから、
営業笑顔で対応w。

配信では見られないけれど、
塚っちゃんのでてくる、
「立花バドミントンクラブ」。
これができるのは塚っちゃんだけだなぁ。
ある種塚っちゃんの演じる役柄にも似て、
ちょっと社会不適合の雰囲気。
塚っちゃんのキャラクターなんだけど、
それが障害ではなくて、
純粋にバドミントンへの愛情と思える不思議。
角ちゃんにものすごくよく似合うお役人も、
みんな悪気はなくても、
なんとなくかみ合わない集団。

もうもはや円熟の域。
だけど新鮮。
新旧織り交ぜてみているといろいろ考えるw。

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「NO 選挙、NO LIFE」 [映画]



 選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外まで、選挙取材歴は25年を超え、候補者全員を取材することを記事を書く上での信条としている。それらを書籍にまとめた「黙殺~報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い~」(集英社)は、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞するなど、高い評価を受けてきた。そんな畠山の肩越しにカメラを据えると、一体どんな世界が映り込むのか。日本の民主主義の現在地と、選挙に憑りつかれたフリーランスライターの情熱と苦悩に迫る。『なぜ君は総理大臣になれないのか』(20)、『香川1区』(22)、『劇場版 センキョナンデス』(23)、『国葬の日』(23)のプロデューサー前田亜記が監督を務める。音楽は、畠山を「師匠」と慕うラッパーのダースレイダー(『劇場版 センキョナンデス』監督)が率いるバンドThe Bassons(ベーソンズ)が担当。渾身のオリジナル曲が生まれた。

どこでみようか、
迷っているうちに時間が経ち、
シネコヤで「国葬の日」と両方上映されることになった。
そうなれば当然シネコヤでかかるまで待つ。

基本的に畠山さんという人が明るいし、
とてもエネルギッシュな人なので楽しい。
どんな無頼系独立候補でも取材をするし、
相手も取材してくれる人が少ないし、
畠山さんの真摯な態度にココロを開いてくれる。
TVで映し出されたり、
メディアで扱われない人たちの心の叫び。
それこそが一般国民の心の叫びとも言える。
とはいえ亡いのだが、
とにかくなぜ彼らは勝算のない選挙に出るのか、
その意味が見えてくる。
その一方で25年間で日本がどんな風に変わったか、
どんな風にぶれてきたのか、
どんな風に頑なに守るものは守ってきたのか、
それを見続けてきたのだろうな。

こういう取材方法のライター、
今のWeb記事の時代のはそぐわないという。
紙の媒体が減ってきているし、
確かに速報性を重視するようなスマホのメディアにはそぐわない。
でも丹念に取材して、
真面目にちゃんとレポートするライターが、
ライターだけでは食べられないというのはどうなんだろう。
つまりは日本人の関心の低さとか、
投票率の低さがそう言うことなのだと言ってしまえばその通りだ。

最初のシーンは2022年6月22日、
参院選の立候補受付から始まり、
次に自民党候補の応援に入った安倍晋三の映像。
このときハッと思った。

「あ、ここから約半月後にこの人は死ぬんだ」

まさしくそのことも取り上げざるを得ない。
全候補が選挙活動を自粛すると、
畠山さんは行くところがなくなるが、
それでも続けるれいわ新選組の取材に駆けつけて、
山本太郎の口からコメントを引き出す。

その後沖縄知事選にも密着し、
「これが最後」と言って沖縄に滞在し続ける。
「センキョナンデス」で観ていたので、
若干の既視感を覚えながら観る。
「センキョナンデス」とは違う視点。
25年取材しているからこそわかっている、
票の流れ方や沖縄特有の支持層。
そして沖縄ならではの選挙戦のやり方。
いつも沖縄の状況を鑑みてこう言う話は切なくやるせない。
おそらく畠山さんの中にも、
釈然としない思いが残っていたようだ。


結果的に畠山さんは取材を止めていない。
他にも選挙ライターはいるけれど、
こんなにも身体を使って、
取材費で原稿料を食い潰しても、
様々な思いを抱えながら走り続ける人はいない。
ご家族も理解されているようだし、
やはりこの方に続けていただくしかない。
そしてこんな素晴らしい方がいるうちに、
日本国民は政治に対する姿勢を正さないと、
大変なことになるとも思える2時間。

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