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「THE LAST REPAIR SHOP」 [Disney+]


かつてのアメリカでは珍しくなかったが、現在はロサンゼルス市が、楽器を無料で修理して公立学校の生徒に提供する、アメリカで最大かつ最後の市で、そのサービスは1959年から続いている。アカデミー賞にノミネートされた、ベン・プラウドフットとクリス・バワーズの2人の監督が贈る「ラスト・リペア・ショップ」はダウンタウンにある、とある倉庫の隅々まで撮影。そこでは学生たちのために、8万を超える楽器の修理に情熱を傾ける、数名の職人たちが働いている。

アカデミー最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞。
ふらふらっとDisney+を眺めていたら、
発見したのでやはりこれは観たいな、と。

それぞれのリペアマンにそれぞれのストーリー。
それぞれの楽器にそれぞれのストーリー。
それぞれの学生にそれぞれのストーリー。

短編ではあるけれど、
その思いがそれぞれに伝わってきて、
その熱さや真摯な思いに胸を打たれる。
みんな「楽器があったから今の自分がある」と。
そして真っ直ぐに歩んでこられたのだと。

思いきり商業的であり、
思いきり納得のいかない部分もあり、
ちょっとしたモヤモヤが残るアカデミー賞だけど、
こういう作品をちゃんと評価するのは素晴らしい。 

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