「ゴールデンスランバー」 [CD]
斉藤和義、最高ッス。
「ランナウェイ~こんな雨じゃ~」、
最高に青柳雅春の心境と助ける人たちの気持ち、
バリバリに表現しているッス。
「キルオ登場」もいかにもだし、
映画のサントラとは思えないくらいに、
ロックしているッスよ。
本編じゃロックなのは岩崎だけに見えるけど、
こうやって聴いてみると、
実は登場人物みんなが実はロックだったんだなぁ。
「痴漢は死ね」「ちゃっちゃと逃げろ」のお父さんも、
夜中にマンホールの蓋もって走っちゃう晴子も、
地下道の地図もってマンホールの蓋持たせちゃう保土ヶ谷も、
もちろん殺人鬼キルオも、
実はみんな違う形のロックだったんだ。
斉藤和義の声が欲しい人には物足りないかもしれないけれど、
世界観はものすごいものがあります。
伊坂幸太郎×斉藤和義×中村義洋=ロックだったんだと、
ものすごく実感させてもらえます。
やっぱりロックってヤツは、
体制に対する反骨精神なんですわ。
巨悪に対抗するには斉藤和義。
いいぞ~、
小市民の底力を見せてやれ(笑)。
2010-02-23 07:41
コメント(0)
コメント 0