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「フロム・ダスク・ティル・ドーン 2」 [映画]


フロム・ダスク・ティル・ドーン 2 [Blu-ray]

フロム・ダスク・ティル・ドーン 2 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2012/02/08
  • メディア: Blu-ray


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
クエンティン・タランティーノ製作総指揮によるカルト的な人気を誇るホラーアクション第2弾。強盗家業から足を洗ったバックは、刑務所から脱走してきたルーサーに銀行襲撃を持ち掛けられるが…。

まぁ2が1を超えるというのはまれなことで。

ロド君の演出のキレとかツボが全くないので、
やはり設定を借りただけの似て非なるもの。
1作目が神過ぎたんだけど。

金を払ってまで観る価値はなし。
悪党もしょぼいしね。

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「洗骨」 [映画]


洗骨 [Blu-ray]

洗骨 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: よしもとミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2019/11/20
  • メディア: Blu-ray


内容紹介
最愛の人を失くすのは誰しも悲しい。
だが数年後、その人にもう一度会える神秘的な風習、“洗骨”。
死者の骨を洗い、祖先から受け継がれた命の繋がりを感じる。
ユーモアと感動で世界各国で絶賛を浴びた珠玉のヒューマンドラマ。

1年2ヶ月ぶり。
映画館で観て何ともいえない気持ちになり、
とても心地良く帰途についた作品。

映画の感想はその時に充分に書いたので、
検索してもらえば読めるので、
読みたい人だけ呼んでくれればいい。
私が再びこの作品を記事にするのは、
「お笑いが吉本のバックを利用して、 
 片手間に作った映画でしょ?」と思っている人に、
「絶対に違う。」と言うことを伝えたいから。
監督が誰かを知らずに観ても、
充分にドラマが伝わる作品であり、
親子、夫婦、兄弟の愛情が掘り下げられて、
見事に昇華する作品だから。
割合地味に公開されて終わってしまったから。

と言うことで、
Amazon Prime Videoでも観られるし、
美しい風景と島のノンビリとした暮らしを楽しみだけでも、
充分に心が安らいで癒されるから、
こんな状況下で観て欲しい。
私はこの作品が大好き。
何度も何度も観たくなるほど大好きだから。

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「七年の夜」 [映画]


七年の夜 [DVD]

七年の夜 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 株式会社ツイン
  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: DVD


内容紹介
チャン・ドンゴン 驚愕の新境地―
衝撃のベストセラーを完全映画化した、狂気と戦慄のサスペンス!
ラスト7分、究極の選択──!
★韓流トップスターのチャン・ドンゴンが凶暴な復讐鬼に豹変!
「SUITS/スーツ」で新規ファンを獲得&人気再燃中のスーパースター チャン・ドンゴンが、ダンディなイメージを完全封印し、額の生え際を剃り込んだ役作りで挑む新境地演技!
『7番房の奇跡』『王になった男』の名優リュ・スンリョン、「のだめカンタービレ ~ネイル カンタービレ」の注目俳優コ・ギョンピョ、『花、香る歌』の演技派ソン・セビョク、『ソウォン/願い』の子役少女イ・レが緊迫感を高める力演をみせる。
2018年11月に劇場公開されるや、チャン・ドンゴン ファンと鑑賞者の高評価によりロングランヒットを記録。原作者チョン・ユジョンの来日トークイベントも開催され大盛況。
★『グエムル-漢江の怪物-』の緊迫!『哭声/コクソン』の激昂!『悪女/AKUJO』の冷酷!
韓国映画界が誇る精鋭スタッフが集結!
『王になった男』で「大鐘賞映画祭 史上最多15部門受賞」を樹立したチュ・チャンミン監督が、韓国文学界注目の女流作家チョン・ユジョンのベストセラー小説を完全映画化!
『悪女/AKUJO』『哭声/コクソン』『チェイサー』『グエムル-漢江の怪物-』の世界観を作り上げたスタッフが集結した傑作ミステリー・サスペンス!
【ストーリー】
赴任先のダムへ車を走らせていた警備員ヒョンスは、濃霧のなかで少女をはねてしまう。動揺した彼は少女をダム湖に投げ入れ、ひき逃げを隠蔽。それ以来、罪の意識に苦しむ。資産家ヨンジェは、愛娘が無残な死を遂げたことに激高し、自らの手で犯人に復讐しようと動きだす。それは、ヒョンスが犯した大罪よりも残酷なリベンジだった──!!

レビューとか呼んでいて、
イヤーな予感はしていた。
案の定「イヤミス」以上のDVと復讐の連鎖。
韓国映画にありがちな、
不可解な愛情と暴力と復讐。
爽快感を求める向きには薦めない。

しかしまぁ、
あのチャン・ドンゴンがこんなになっちゃうなんて、
昔から良い男だけど凄味があって、
迫力が段違いな俳優だっただけに、
年齢と共にここまで凄味を増すとは。

痛いわー、この映画。
とにかく心も見た目も総てが痛い。
それぞれの罪がどうしようもなくて痛い。
愛情の深さと歪みが痛い。
みんな何処かでボタンの掛け違えをしていて痛い。
愛されたが故に生きるのが痛い。
その痛みが続く七年。
愛を欲する人間たちが、
その愛と憎しみで連鎖する余りなストーリー。

重苦しいけれど、
いかにも韓国らしい映画。
総ての人の愛の重さが、
最後に昇天していくような印象は、
おそらく他の国では作れない。
これもまた良い世界。

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