「捜査官X」 [ストリーミング]
【ストーリー】
山奥ののどかな村で起こった強盗殺人事件。事件を担当するため村へ訪れた捜査官シュウは、死体を調べるうちに彼らが指名手配中の凶悪犯であることを知る。当時事件現場には、製紙工場に勤める職人リウが偶然居合わせており、リウの必死の応戦により2人は打ち所が悪く死亡したのだという。正当防衛の末に強盗犯を退治したリウは村の英雄となったが、シュウは入念な検死や現場検証を重ね、これが偶発的な正当防衛ではなく、リウが致命傷を意図的に狙ったのではないか、と推測する。常人離れした知識、直感、想像力を総動員させ難事件解明に挑むシュウは、やがてリウの隠された過去、そして村全体をも脅かす驚愕の真実へと辿りつく―。
金城武を目的に川崎まで観に行くも、
帰りにはすっかりドニー・イェンの虜になっていた作品。
やはりドニー・イェンの武侠映画は良い。
美しいし迫力が違う。
その上ドニー・イェンの演技力、
人の良い紙職人を演じているときと、
武侠の道を究めた男を演じているとき、
目の鋭さ、色、表情がまるで違う。
今観ても昨日観たかのように覚えているのは、
それだけこの映画の印象が強くて、
非常に面白かった証なのだろう。
プライムで観られるので、
未見の方にはオススメ。
こういう映画の良さは中国映画にしかないから。
2020-04-05 17:05
コメント(0)
「コンテイジョン」 [ストリーミング]
内容(「Oricon」データベースより)
謎のウイルス感染が発生し、驚異的なスピードで全世界へ広がっていった。米国疾病対策センターは危険を承知でドクターを感染地区へ送り込み、世界保健機関がウイルスの起源を突き止めようとする中、ある過激なジャーナリストの発言が人々の恐怖を煽り、社会は崩壊していく。はたして人々が選んだ決断とは?
ソダーバーグがこんな作品を撮っていたとは全然知らず、
今「COVID-19の出現を予想していたかのような映画」と評判で、
さて観てみようかと。
今感染爆発寸前か、
もしくは実はしているであろう状況で、
この映画を観て言えることはただ一つ。
半年くらいでは絶対に終わらないと言うこと。
万が一運良くワクチンが開発されて、
それが有効であったとしても、
世界的経済のダメージは半年程度では終わらない。
とにかくビックリするほどのオールスターキャスト。
発端となるグィネス・パルトローから、
マット・デイモン、ジュード・ロウ、ローレンス・フィッシュバーン、
ケイトウィンスレット、マリオン・コティヤール、
こんなに豪華な群像劇は久しぶりだ。
中でも目を惹いたのはドクター・チーバーをローレンス・フィッシュバーン。
危険な仕事と承知で部下を派遣するからこそ、
体調面からメンタル面まで気にかける。
ドクターだからではなく、
これこそが総てのビジネスに必要なことだと、
ウィルスの悲惨さよりも深く感じ入ってしまった。
決して出来は悪くない。
インパクトも大きい。
でも今目の前で起こっている事実より恐いかと言えば、
事実の方が余程恐い。
この映画は映画であるが故のご都合主義と、
楽観主義と希望的観測が強すぎる。
現実は計算できない。
理想通りには行かない。
その凄まじさは毎日の報道が証明している。
2020-04-05 13:22
コメント(0)