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「このミステリーがすごい!2023年版」 [本]


このミステリーがすごい!2023年版

このミステリーがすごい!2023年版

  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2022/12/05
  • メディア: Kindle版


巻頭では『ジョジョの奇妙な冒険』35周年を記念し『岸辺露伴は動かない』を特集。
荒木飛呂彦さんへのインタビューや、作家の伊坂幸太郎さん・辻村深月さん・法月綸太郎さん、脚本家・加藤敏幸さんが荒木作品を語るエッセイ、脚本家・小林靖子さんへのメールインタビューを掲載します。

最初に「このミス」を読み始めた頃は、
ハードカバーなんて買えないから、
文庫版になるのを首を長くして待っていたり、
或いはどうにも我慢ができないものはBOOK OFFの店頭で探した。
それがもはや遠近両用の眼鏡なくして文庫は読めない、
ハードカバーは重くて持ち歩くのはいや、
ハードカバーの本であっても電子なら格安で買える。
何と隔世の感があることか。

今年は表紙が岸辺露伴である。
私は高橋一生のファンでもあるので、
NHKのドラマで知ったという有様。
逆にマンガはトリッキー過ぎて読めない。
それが表紙になり原作者が巻頭インタビュー。
いやはや、時代は確実に変わっている。

ここ数年は映画館通いと家での映画鑑賞に拍車がかかり、
本を読む時間を捻出するのが案外難しい。
前述の通り目が不自由になってきたのも影響している。

と言うわけで、
今年は当然と言えば当然の結果だが、
国内も海外もベストには言った作品を読んでいない。
それどころか映画を観てから、
今になって「ザリガニの鳴くところ」を読み始めた始末である。
更にどうしようもないことに、
今年何度目かの再放送が始まった「名探偵ポワロ」を観て、
「脚本がアンソニー・ホロヴィッツだったのか!」と知った次第。
なんと私の目は節穴だったことか。

年々小説よりも、
新書やドキュメンタリーを好むようになって、
「事実は小説よりも奇なり」を実感している。
国内編の総評にも書いてあるとおり、
コロナウィルスのパンデミックやら、
元首相の銃撃事件やら、
確かに事実の方が小説を超えている気がする。
そう言う意味ではここ数年の変化は著しい現実。

そういえば去年の国内ベスト、
「黒牢城」も電子の中で積ん読になっていた。
電子ならば文字の大きさも自由自在、
閑なときに会社でも読める(ヲイ!)。
来年こそは少し文字の世界に時間を割きたいと思う。

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