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「アンタッチャブル」 [映画]


アンタッチャブル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

アンタッチャブル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Blu-ray


【ストーリー】
ブライアン・デ・パルマ監督の“アンタッチャブル”は、批評家と観客の両方が褒めた必見の傑作である。
禁酒法時代のシカゴを支配していたギャングの首領と、その男の逮捕を誓った法の執行人の戦いが、
みごとに、そしてすさまじく描かれている。
真正面からぶつかりあう善と悪を演じるのは、財務省特別捜査官エリオット・ネスにケヴィン・コスナー、
暗黒街の親玉アル・カポネにロバート・デ・ニーロ。そして、ショーン・コネリーがマローン役を演じている。
マローンはネスにこう教えた。
“ギャングを倒すには、やつらより速くそして先に銃を撃て”と。

再開された「午前十時の映画祭」最初の上映作品。
VHSで観て何度も何度も繰り返し観て、
Amazon Prime Videoでも観て。
今はBlu-rayも持っている。
ブライアン・デ・パルマ、エンニオ・モリコーネ、
ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、
ジョルジオ・アルマーニ、好きが一杯詰まっている。
今までスクリーンで観ていなかったので、
この機会に観ておこうと。

結論。
スクリーンで観て良かった。
今まで私はこの作品の1/3程度しか面白さをわかっていなかった。
劇場で感じるエンニオ・モリコーネの劇盤の凄さ、
それぞれのシーン無駄のないスピーディーな展開、
ヒッチコックへのオマージュを込めたライティングやシーン、
もう言葉では語り尽くせないほどの新たなる気付きがあった。
家の小さなTVで観たのでは気づけないことが沢山。
オデッサの階段へのオマージュばかりが取り上げられるが、
この映画での監督の偉大なる先達に対する畏敬の念は、
数え切れないほど存在しており、
それぞれが美しく格好良く実に素晴らしい。
ストーリーを盛り上げる音楽もまた劇場の設備でこそ味わえる醍醐味。
なぜこの作品でエンニオ・モリコーネがアカデミー賞を取れなかったのかわからない。

何十回も観ているので、
ストーリーも何もかもわかっているのに、
それでもワクワクドキドキして見入ってしまう。
そして新たなる気付きが数え切れないほどあって、
こんなに素晴らしい作品を今までスクリーンで観ていなかった後悔。
と同時に感じたのは、
ここまで先達に対するオマージュをちりばめると、
監督作品としては評価されにくかろうと実感。

とにかく素晴らしいので、
まだスクリーンで観たことがない人は是非観て欲しい。
アナログ時代の映像もまた、
この作品には言い味付けになっている。

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