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「風の谷のナウシカ」 [映画]


風の谷のナウシカ [DVD]

風の谷のナウシカ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2014/07/16
  • メディア: DVD


<ストーリー>
舞台は「火の7日間」といわれる最終戦争で現代文明が滅び去った1000年後の地球。風の谷に暮らすナウシカは、「風の谷」に暮らしながら、人々が忌み嫌う巨大な蟲・王蟲(オーム)とも心を通わせ、有害な瘴気覆われ巨大な蟲たちの住む森「腐海」の謎を解き明かそうとしていた。そんなある日、「風の谷」に巨大な輸送機が墜落、ほどなく西方のトルメキア王国の軍隊が侵攻してくる。墜落した輸送機の積荷は、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという最終兵器「巨神兵」であった。そして、少女ナウシカの愛が奇跡を呼ぶ・・・。

実は劇場で初ジブリ。
TVで「火垂るの墓」は何度も観たけれど、
他のジブリ作品を観たことはなく、
なんとなくチャンスを逃してそのまま過ぎてきた。
今劇場にジブリが罹っていることは知っていたが、
当然自分には関係ないと思っていた。
しかしラジオを聴いていたときに、
リスナーさんからのお便りが心に引っかかった。
「伊集院光とらじおと」に、
「娘と一緒に『風の谷のナウシカ』を観に行くことになったが、 
 何度もTVで観ているので何とも思っていなかったけれど、 
 劇場で観るのは別物でした。 
 風が吹き抜けました。」
「行こう」と思ったw。

とんでもない映画だった。
アニメとかジブリとかそんなことは全く関係なく、
こんなスゴイ設定を映像化して、
人間が如何に傲慢な存在かを思い知らされ、
自然と共生する心がどれだけ大切なことか、
今COVID-19が猛威を振るっているからこそ、
観ていて心から感じるものがあり、
心の底から共感できるものがあった。

もちろん私のような人は少ないので、
ここで細部に触れても仕方ない。
ただもうビックリしたとしか言えないのだ。
調べたところ公開は1984年3月。
1984年と言えば母親が亡くなった年。
私はその頃地獄のさなかにいたのだが、
いろいろな意味で自分の人生にいろいろな影響があった。
思えばこの年はいろいろな名作を生んでいると個人的には思う。
バブル前の時代ではあるが、
80年代のめまぐるしく時代が動き、
音楽もアニメも映画も文化も刺激的に、
沢山のものを生み出していた。

その時の作品を初めて観て、
あらためてすごい時代だったと思うのとともに、
普遍性と今の時代に通じるものを多く感じて、
心が震えて感動した。

それにしても日本って、
名作メディアを販売しなくなるのが早すぎるよ。

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