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「アメリカン・グラフィティ」 [ムービープラス]


アメリカン・グラフィティ [Blu-ray]

アメリカン・グラフィティ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Blu-ray



何の説明も要らないルーカスとコッポラの名作。
こうした名作というのは、
観る機会を逸してしまうと、
なぜかその後ずっと忘れてしまう。
これもそのうちで、
何と今の今まで観たことがなかったのだ。
なぜなら日々新しい映画が公開され、
日々新しい映画がメディア化されたりサブスクで公開される。
おまけにWOWOWでも放送するのだから、
普通にサラリーマンをしていると後回しが必然的に多くなる。
「世界サブカルチャー史」で観て、
「あ、観なくちゃ、観たいぞ」と思ったら、
ナイスタイミングでムービープラスで放送。

何ともいえず甘酸っぱい。
オールディーズがずっと流れ続け、
その全部を知っているし口ずさめる。
巣立っていく若者たちの一夜の饗宴。
もちろんあの時代を切り取っているのだが、
それがちっとも古くさくないし、
映画としての質の高さが興味を失わせない。
ルーカスとコッポラ、
ここから時代を作る二人のタッグは、
確かに時代を切り取って時代を映し出し、
それがアメリカの一つの文化になった。

最近古い映画を振り返るのだが、
名作と言われるものはやはり面白い。
そして時代に関係なく良いものは良いし、
世界に入り込んでしまうのはさすが。
そして後のスターの宝庫であることもあり、
原石のちょっとした光が楽しめる。

彼らのその後がなかなかに切ないが、
若さの輝きがまぶしい作品はどこか胸にせまる。


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