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「マイ修行映画」 [本]


マイ修行映画

マイ修行映画

  • 作者: みうらじゅん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/06/09
  • メディア: 単行本


エッセイ×マンガでたどる7年間の「修行映画」鑑賞の記録を一冊に!
映画館は僕にとって日常からの逃避の場であり、道場でもある。
「自分に向いていない映画」を求めて劇場に通い、「つまらな……」が出そうになった瞬間「そこがいいんじゃない!」と唱えれば、あらゆる映画に「マイ価値観」が生まれる!
『007』や『ミッション:インポッシブル』など人気シリーズ作品、『若おかみは小学生!』『君の名は。』などアニメ作品、『シン・ゴジラ』『ゴジラvsコング』など怪獣もの、『先生!、、、好きになってもいいですか?』『俺物語!!』などマンガが原作の青春もの、『クロール―凶暴領域―』『THE POOL ザ・プール』などワニ系パニック映画、『科捜研の女―劇場版―』『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』などテレビドラマの劇場版……ほか、恋愛映画からホラー映画、大メジャー作からマニアックな作品まで、軽妙なエッセイと絶妙な似顔絵が楽しすぎるマンガで紹介。
雑誌「映画秘宝」人気長期連載を一気読み!

「映画秘宝」とともにあったこの連載。
これにて成仏となるのか。 
毎月読んでいたわけではないが、
とにかくこのゆるい映画鑑賞の記録は唯一無二。
これを読まずに死ねるか。

と、なんでこんな調子なのかと言えば、
この中で突き刺さった映画が、
「残されたものー北の極地ー」だからである。
いきなり極寒の地に取り残されたマッツ・ミケルセンが、
なにやらひたすら奮闘するらしい。
こうしたサバイバル映画、
決して嫌いではない。
いや、むしろ結構好きかもしれない。
そしてハリウッド的ハッピーエンドではなく、
ひたすら不幸と絶望の底に落ちる方が好き。
読んでいたバスの中で早速アマプラ検索。
しっかりあるではないか。
この猛暑の日差しが降り注ぐ外界をものともせず、
エアコンの利いた部屋で観るには最高だ。
というわけで、
今、私はなぜか無意味にやる気満々なのだ。

という妙なテンションにさせるMJ。
特にこのコラムはおかしすぎる。
MJの視点がおかしいのと、
そもそも見ている映画がおかしいのと、
掲載されていた雑誌がおかしかったのと、
何重にも「変な世界」が折り重なっているから、
とんでもない世界がここにはある。

Mjにとっての修行映画を綴るコラムは、
ある意味ある界隈の人々にとっては、
読むことでさらなる修行を強いることとなる。

あ、いや、
修行を強いられる方がまともな人たちだとは思うけどね。

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