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「博士の異常な愛情」 [ストリーミング]


吹替洋画劇場 コロンビア映画90周年記念『博士の異常な愛情』デラックス エディション(初回限定版) [Blu-ray]

吹替洋画劇場 コロンビア映画90周年記念『博士の異常な愛情』デラックス エディション(初回限定版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2015/01/28
  • メディア: Blu-ray


<ストーリー>
時は冷戦の真っ只中。
アメリカの戦略空軍基地司令官リッパー将軍が突然、ソ連への水爆攻撃を命令する。ところがソ連が保有している核の自爆装置は水爆攻撃を受けると10ヶ月以内に全世界を破滅させてしまうと判明。
両国首脳陣は最悪の事態を回避すべく必死の努力を続けるが、水爆はついに投下されてしまう・・・。

何十年経っても名作は色褪せないのと同時に、
何十年経っても人類は愚かなのだと思い知らされる。 
逆に言えば、
キューブリックは人類の愚かさを普遍的に描いたのだ。
冷戦時代だからという言い訳は通じない。
冷戦は終わってもにらみ合いは続き、
覇権争いは続いている。
国同士異常に厄介なことに、
テロリストによる蹂躙が世界中で起こっている。

ブラックユーモアだと思って、
古い時代の映画だと思って、
笑って観ている場合ではない。
ここに出てくる人物たちと同じような人間は今もいる。
やっていることも大して変わらない。
キューブリックが描くのは、
常に変わらない人間の本質だ。
全くイヤになるほどキューブリックはシニカルで意地悪だ。
だからこそ何十年経っても彼の映画は愛される。
ユーモアも教訓も含めて。

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